暗号資産のいろは

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仮想通貨のレンディングとは?メリットデメリット【おすすめ取引所4選を比較】

暗号資産(仮想通貨)の稼ぎ方のひとつに、レンディングという方法があります。

この記事では、そんなレンディングとは一体どのようなものか、メリットやデメリットと、オススメの取引所を紹介していきたいと思います。

 

■この記事で分かること■
・レンディングとは何か
・メリットとデメリット
・自分に合った取引所

 

 

レンディングとは?

レンディングとは、暗号資産取引所が設けているサービスのひとつです。Lending=貸す・融資を意味します。

暗号資産取引所に自分が持っている暗号資産を貸し出して、貸し出した期間分の利子(お礼のようなもの)を受け取ることができます。

貸し出している間は売却や出金など、資金を動かすことはできません。そのため、基本的に預ける期間が長いほど、利率が高くなっていきます。

レンディングは暗号資産を貸したい人と借りたい人がいて、それを取引所が仲介することで成り立っているんだ。

レンディングのメリットは?

レンディングのメリットはどのようなものがあるでしょうか?2つ紹介していきたいと思います。

 

メリットその1 初心者でも始めやすく、手間がかからない。

レンディングは、レンディングサービスを行っている暗号資産取引所の口座を開設すれば、あとは特別な手続き等はなく簡単に始めることができます。

また、自分で売買のタイミングをはかるトレードなどと違って、預けたあとは貸出期間が終了するまで放置でOKのため、手間をかけずに行うことができます。

 

メリットその2 銀行よりも高い利子が受け取れる。

現在、日本の銀行に預けていても、普通預金で年率0.001%ほどしか利子を受け取れません。預けている額にもよりますが、年間数十円などもザラです。

対して、暗号資産取引所にビットコインなどの暗号資産を預けると、年率1%以上、多いもので5%以上など、銀行よりも多くの利子を受け取ることができます。

そういったことから、レンディングサービスは、暗号資産、お金の増やし方のひとつとして注目されています。

買ったまま放置しておくよりお得だね!次のデメリットもあわせて確認しておこう。

 

レンディングのデメリットは?

続いて、レンディングのデメリットを紹介していきたいと思います。

 

デメリットその1 利率が高いものはなかなか承認されない。

レンディングは、初めに自分で預ける暗号資産と期間を選択しますが、基本的に長期間預けるほど利率が高くなります。

暗号資産を購入する人は長期的な値上がりを見込んで購入する人も少なくありません。

そのため、高利率でのレンディングに人気があり、高い利率のものはいつも枠が埋まっていて預けることができなかったり、応募がいっぱいで取引所から承認されないということもあります。

これについては、利率は低くなってしまいますが、短い期間のほうが比較的空きが出やすく預けやすい傾向があるので、短期間のものを検討してみるのもよいでしょう。

 

デメリットその2 取引所が破綻したら資金が返ってこないかもしれない。

これは会社の株なども同じことが言えますが、運営会社や取引所が破綻した場合、預けていた資金は返ってこない可能性があります。

めったに起きることではありませんが、預ける前に、しっかり信頼できる会社かどうかを調べてから行うようにしましょう。

 

【おすすめ4選】レンディングサービスのある取引所は?

ここからは、レンディングのおすすめ取引所4つを紹介していきたいと思います。

国内でレンディングサービスを行っている暗号資産取引所は多くあります。

その中でも、以下の4つの取引所と、どのような人にオススメかまとめてみました。

Coincheck

4つの中では最も少額(1万円~)から預けられ、短期間の貸出も選べる。初心者の方やまずはレンディングを試してみたいという人にオススメ。

GMOコイン

貸出数量が0.1BTC(約20万円分~)のため、初心者や資金の少ない人にはハードルが高め。まとまった数量を預けたい人にオススメ。

③bitbank

貸出期間は1年間のみのため、長期で動かす予定のない資金を預けたい方にオススメ。募集は毎月安定してあるため、すぐに預けやすい。

④LINE BITMAX

基本年率3%なので一番稼ぎやすい。独自コインのLINKを預けると年率8%も。ただ、人気のためすぐ募集が締め切られてしまうことが多い。

 

どちらも大手の取引所なので、破綻等のリスクは少ないと言えるでしょう。

どの取引所もビットコインイーサリアムをはじめ、取引所内で取り扱っているコインは全てレンディングができます。

また、レンディングにかかる手数料は基本無料です。

詳細をそれぞれ以下にまとめていますので、気になるところをチェックしてみてくださいね。

 

Coincheckコインチェック

貸出金額(数量) 1万円分~
貸出期間と年率 14日間    年率 1.0%
30日間    年率 2.0%
90日間    年率 3.0%
180日間  年率 4.0%
365日間  年率 5.0%
特徴 ・常に募集あり。
・BTC、ETHなどの主要コインは、年率3%以上は受け付けていないことが多い。
コインチェックで取り扱いのあるコイン(約20種類)全て対象。

 

GMOコイン

  GMOコイン
貸出金額(数量) 0.1BTC(約20万円分)~
貸出期間と年率 1か月 年率 1%
3か月 年率 3%
特徴 不定期で募集あり。ビットコインなどの主要コインは募集頻度が少ない。
https://coin.z.com/jp/news/に募集情報あり。
・ベーシックプランとプレミアムプランがある。プレミアムプランは年率15%以上も。ただし貸出数量は0.5BTC~と条件が厳しい。
GMOコインで取り扱いのあるコイン(約20銘柄)全て対象。

 

bitbank(ビットバンク)

貸出金額(数量)

コインごとに異なる。以下は代表例。
ビットコイン:0.01BTC~
イーサリアム:0.1ETH~

(どちらも約2万円分~)

貸出期間と年率 1年間  年率1~3% ※預ける量により変わる。
BTCは、現在年率1%のみ。
ETHは、30ETH未満は年率1%。
30ETH以上-50ETH以下は年率2%。
年率3%はなし。
特徴 ・毎月募集あり。
・登録時のメールに毎月募集概要が送られるので要チェック。
・Bitbankで取り扱いのあるコイン(約20銘柄)全て対象。

 

LINE BITMAX

貸出金額(数量) 0.01BTC(約2万円分)~
貸出期間と年率 基本30日間 年率3%
LINKのみ↓
30日間 年率8%
60日間 年率10%(受付停止中)
90日間 年率12%(受付停止中)
特徴 ・毎日9時に募集開始される。
・LINEの独自コインLINKは年率が高い。
・LINE BITMAXで取り扱いのあるコイン(6銘柄)全て対象。

 

 

利益の計算方法は?

レンディングの利益の計算は、年率と預け期間によって変わってきます。

例:1万円分を年率2%で30日間預けた場合の計算方法。

年率というのは1年間預けた場合、預けた額の2%分増えますよという意味になります。

なので、まず1万円の2%=200円。

これを365で割り、1日分の利益を計算します。200/365=0.548円(四捨五入)

1日分の利益に預けた期間30日を掛けます。0.548×30=16.44円

16.44円がこの場合の利益となります。

 

この計算だと1回の利益は少なく感じますが、もう少し年率の高いものや貸出額を多くすれば、その分利益を増やすことができます。

使う予定のない暗号資産でコツコツ増やしていこう♪

 

まとめ

今回は、暗号資産の稼ぎ方のひとつであるレンディングについてお伝えしてきました。

これから暗号資産を購入しようと考えている方、購入したものの使っていないコインがある方は、ぜひレンディングを上手に活用してみてくださいね。