仮想通貨の確定申告は必要?税金がかかる取引やタイミングと損益を計算する方法3つを紹介
仮想通貨を取引したけど、確定申告が必要かどうか分からない方や、今年は利益が出ていない、または含み損だから自分には関係ないと思っている方もいるのではないでしょうか?
仮想通貨は税金の計算が複雑で、利益が出ていないと思っていても、思わぬところで課税対象となる利益が出ている可能性があるため、少しでも仮想通貨をさわったことがある方は、一度申告が必要ないかどうか確認してみることをおすすめします。
今回は、どのような場合に確定申告が必要なのか、仮想通貨の税金が発生するケースと損益を計算する方法を紹介していきたいと思います。
※注意※
執筆前に調べてはおりますが、当方、税理士ではないため、解説が正確ではない可能性があります。確定申告される方は、税理士に相談したり、国税庁のホームページ等で調べたり、必ずご自身で正しい申告方法を確認してから行うようにしてください。
仮想通貨の確定申告が必要な人は?
確定申告が必要になるのは、以下の方です。
- サラリーマンで副業や仮想通貨等を合わせた利益が20万円を超える方
- 20万円以下でもふるさと納税などで、ほかに確定申告する予定のある方
サラリーマンで20万円も利益は出ていないと思われる方も、ほかに副業をしている場合は、仮想通貨で得た利益も一緒に申告する必要があります。
また、仮想通貨では利益が出ていないと思っても、行った取引によっては思わぬところで利益が発生している可能性があります。
仮想通貨の税金の計算は、1年分だけでなく過去全ての取引を通算して行うため、今年利益が出ていなくても、過去全ての取引を含めて一度正しい損益を計算しておきましょう。
仮想通貨の損益計算は「総平均法」
日本の仮想通貨の税金の計算方法は、「総平均法」または「移動平均法」という2種類があります。税務署へ届け出を行わないかぎり、基本的には「総平均法」で損益計算を行います。
総平均法は、購入したコインの価格の平均をとって、それをもとに損益計算を行う方法です。
詳しい計算方法の説明は省略しますが、「総平均法」を使うということを知っておきましょう。
どういう取引が課税対象になる?
それでは、仮想通貨では、どのような取引で利益や損失が発生するのでしょうか?
実は、仮想通貨を売って日本円にした段階だけでなく、さまざまな場面で利益や損失が発生します。それを知らずに利益が出ていないと思って脱税してしまうケースもあるので要注意です。
課税対象となる利益(損失)が出るケースを紹介していきたいと思います。
①仮想通貨を売却した場合
仮想通貨を購入してその後売却した場合、その時点で損益が発生し、値上がり分は課税対象となります。
仮想通貨を購入して保有しているだけの状態であれば、含み益・含み損を問わず課税対象にはなりません。
②仮想通貨で何かを購入した場合
仮想通貨で物やサービスを購入した場合、購入した時点で損益が発生し、値上がり分は課税対象となります。
どういうことかというと、最初に取引所等でビットコインを購入して、値上がりした段階でそのビットコインで何かを購入したとすると、値上がり分多くのものを買えることになりますよね。
手元に残るのが日本円か物かの違いで、購入=売却というイメージで考えると分かりやすいかもしれません。
NFTの購入はイーサリアムで行う場合が多いと思います。
イーサリアムを取引所等で購入した時点とNFTを購入した時点でイーサリアムが値上がりしていた場合、値上がり分が利益として課税対象になります。
※クレジットカードなど日本円で決済した場合は、通常の買い物と同じなので損益は発生しません。
③仮想通貨同士を交換した場合
例えばビットコインをイーサリアムに交換するといった場合にも損益が発生し、値上がり分は課税対象となります。
日本円にしていないのだから損益は発生しないと思われる方も多く、要注意なポイントです。
ビットコインを購入したあと値上がりし、その時点でイーサリアムに交換したら、最初のビットコイン購入時点ですぐに交換するより、多くのイーサリアムを入手できたことになりますよね。
仮想通貨を使って何かを買ったり売ったりすれば、損益が発生すると考えるとよいでしょう。
④ステーキングやレンディングの利益
ステーキングやレンディングの報酬も、もちろん課税対象となります。
取引所に預けるタイプ以外に、最近ではDeFiやNFTゲーム(ブロックチェーン)でのステーキングなども増えていますね。
このようなものは特に収益が細かく発生したりして、あとから損益計算するのが大変な場合も多いので、自分がいつどのくらい収益を得ているのかは都度確認するようにしましょう。
⑤新しいコインやNFTを受け取った場合
新しいコインを受け取るのは、以下のようなケースがあるかと思います。
- エアドロップ
- Play to Earnなどのアプリで得たコインが上場した場合
- ハードフォークによって新しいコインを得た場合
これらは、受け取った時点ですでに市場価値がある(取引所で取引されている)場合は、取得した時点のトークンの価格に課税されます。
※ハードフォークの場合は、受け取った時点では市場価値はなく、取得価額はゼロとされています。
取得した時点の時価がゼロであれば損益は発生せず、そこから値上がりして売った場合に損益が発生します。
最初から価格のついたコインを受け取って、その後売って利益が出た場合、受け取った時点と売った時点で2回課税されるの?
タイミングとしては2回ですが、受け取ったときはその時点の価格に対する課税、売ったときは受け取ったときの価格から値上がりした分に対して課税されます。計算は面倒ですが、二重課税というわけではありません。
新しいコインを時価100円のときに受け取った。←100円に対して課税
500円に値上がりしたときに売った。←500-100=400円に対する課税
そのほかにもさまざまなケースが存在しますが、損益が発生するような取引を行ったかどうか一度振り返ってみてくださいね。
仮想通貨の損益計算のやり方は?
仮想通貨のどのような取引で損益や課税が発生するのか紹介してきました。
ここからは、実際に仮想通貨の損益を把握して、確定申告が必要なのか確認する方法3つをお伝えしていきます。
①エクセルで自力で計算する
エクセルでこれまでの取引履歴を入力して、計算していく方法です。
この方法は無料で行えますが、取引件数が多い方はかなり時間と手間がかかりますし、総平均法の計算方法に基づいて正確に計算するのは至難の業です。
となると、以下に挙げる2つが現実的な方法かなと思います。
②税金計算できるサービスを利用する
自分が利用した取引所やウォレットのデータを自動または手動で取り込んで、取引履歴の一覧をつくり、自動で損益計算をしてくれるサービスがあります。
代表的なサービスとして、クリプタクト、クリプトリンク、GTAXなどが挙げられます。
いずれも登録は無料で、取引件数に応じて有料プランへの加入が必要になってきます。正確な計算を行うためにも、このようなサービスを利用するのがおすすめです。
私はクリプタクトを利用して税金計算をしました。取引所のデータを取り込んでみたら、コインの交換などで知らぬ間に利益や損失が出ていて、やはり自力での計算は困難だな…と思いました。
クリプタクトは対応している取引所も多いため、気になる方は試してみてくださいね。
③税理士に依頼する
税金計算に時間を取られたくない、利益が多く出たという方は、税理士に依頼するという方法もあります。価格は10万円ほどから依頼することができます。
ただ、仮想通貨に詳しい税理士でないと計算が困難な場合も多いため、確定申告シーズンぎりぎりではなく早めに依頼することが大切です。
仮想通貨の申告方法は?
仮想通貨の損益計算をして利益が出ていた場合、確定申告が必要です。
仮想通貨に関連する書籍の購入やセミナーへの参加などは経費にできるため、経費-利益をしてプラスになっている場合(サラリーマンの方は副業含め20万以上の利益の場合)、申告を行いましょう。
仮想通貨は、基本的に「雑所得」という区分で申告をします。
雑所得は総合課税の対象となる所得です。総合課税というのは、対象となる全ての所得を合計し、所得が大きくなるほど税率が大きくなる課税方法のことです。
申告の仕方が不安な方は、税務署に行くと詳しく教えてもらえるので、申告前に相談してみてくださいね。
まとめ
今回は、以下の点をお伝えしてきました。
- 仮想通貨の確定申告は必要か?
- 損益(課税)が発生するタイミング
- 実際に計算をする方法
仮想通貨は思わぬところで利益が出ている場合もあります。
うっかり脱税してしまわないためにも、また、今後の仮想通貨取引を安心して行うためにも、一度税金計算を行ってみてくださいね。
仮想通貨のポートフォリオ管理の仕方は?おすすめのサービスや特徴を紹介
仮想通貨を取引されている方は、自分が今どれくらいの仮想通貨を保有しているのか、そしてその価格はいくらなのか、しっかり管理できていますか?
今回は、まだできていないという方に向けて、仮想通貨のポートフォリオ(資産の種類)や現在の状況を確認できる、おすすめのサービスを紹介したいと思います。
ポートフォリオ管理とは?
ポートフォリオとは金融商品の組み合わせのことです。自分が何の資産をどのくらい持っているかを把握することがポートフォリオの管理になります。
仮想通貨では、現在のポートフォリオを把握して、新たにコインを買い増そうとか売却しようなどの戦略を立てていくのに役立てることができます。
具体的には、トランザクション(取引履歴)の記録つけていくことでポートフォリオ作成し、ビットコインやイーサリアムなどのコイン、最近だとNFTなど、何をどのくらい持っているか、今の価格はいくらなのか等を把握していきます。
また、ポートフォリオを管理することによって、今後、利益が出た際の税金の計算をする際にも役に立ちます。
無料のおすすめサービス
ここからは、ポートフォリオ作成に役立つ無料で使えるサイトを紹介していきます。
コインマーケットキャップ
コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)は、仮想通貨の価格推移や通貨のランキングなどを調べることができるサイトです。仮想通貨をよく取引する方にはおなじみのサイトかもしれません。海外のサイトですが、日本語にも対応しています。
ポートフォリオを使うには、会員登録する必要があります。
コインマーケットキャップを開くと、「ポートフォリオ」という項目があります。
「新規追加」を押すと、取引したコインの種類と何をしたか(購入、売却、移転)、コインの数量、取引日時を選んで、取引履歴をつくることができます。
※コイン単価は、取引日時を指定すると、自動でそのときの価格が適用されます。
作成したポートフォリオはこんな感じ。
コインの購入、売却、送金のみの記録なので、DeFiなどの細かい取引の記録には向きませんが、複数の取引所で購入したコインを一覧で把握したいという方にはおすすめです。
コインゲッコ
コインゲッコ(CoinGecko)もコインマーケットキャップと同じく、仮想通貨の価格推移などを調べることができるサイトです。こちらも海外のサイトですが日本語対応しています。
コインゲッコのポートフォリオを使うには、会員登録が必要です。
使い方は、おおむねコインマーケットキャップと同じですが、ポートフォリオを円グラフで示すことなんかもできます。
こちらもスマホアプリがあります。
コインマーケットキャップもコインゲッコも取引を1つずつ入力していく必要はありますが、エクセルなどで管理するよりははるかに楽ですし、グラフ表示ができるので、視覚的に分かりやすいです。
どちらも仮想通貨の情報を得るのに便利なサイトですので、保有コインの把握と同時に仮想通貨の勉強も行えます。
コインマーケットキャップもコインゲッコも無料で使えるので、どちらが使いやすいかまずは試してみてね。
koinly
koinly(コインリー)は、税金計算をするためのサイトですが、ポートフォリオ管理にも使うことができます。
API連携という機能を利用して、取引所の入出金や取引データを自動で取り込むことができます。また、メタマスクなどのウォレットもアドレスを入力するだけで、自動で取引履歴が取得できます。
ただ、デメリットとしては、海外のサイトなので対応している日本の取引所が少ない点です。
コインチェックやとビットフライヤーには対応しているので、そちらを中心にお使いの方や、海外取引所やメタマスクの利用が多い方にはおすすめです。
入力するとトランザクションが表示されます。
ポートフォリオは、このような感じです。
日本語には対応していませんが、グーグル翻訳をかければ理解可能ですし、操作は簡単なので、無料で楽に管理したいという方はおすすめです。
Portfolio dApp
メタマスクのみのポートフォリオであれば、Portfolio dApp(ポートフォリオダップ)の利用がおすすめです。
こちらは、メタマスクを開いたときに下記の画像の赤枠から行けるサイトです。
※「Portfolio dApp」で検索しても出てきます。
メタマスクのアドレスを入力すると、メタマスク内に保有するコインの種類と数量、時価を下の画像のように一覧で見ることができます。複数アドレスを登録することも可能です。
また、右の「NFT」を選択すると、メタマスクに保有しているNFTと現在の推定価格を表示させることができます。
NFTのポートフォリオを管理できるサイトはなかなかないので、メタマスクにこの機能がついているのはうれしいですね。
メタマスクの取引を一覧で見たい方、NFTを購入されている方は、ぜひ活用してみてくださいね。
有料のおすすめサービス
続いては、有料ですが便利なポートフォリオ管理のサービスを紹介していきます。
マネーフォワードME
マネーフォワードMEは、収入支出等の家計簿を簡単に作成できるサービスです。
銀行やクレジットカード会社、証券会社などの機関と連携することで、自動でこれまでの取引履歴を取り込むことができます。
そのため、手軽につけ忘れることなく家計簿作成することができ、資産の管理、出費の見直しなどに活用できます。
登録できる機関の中に仮想通貨の取引所も含まれています。対応しているのは日本の取引所のみで、コインチェック、ビットフライヤー、Zaif、GMOコイン、bitbankなど多数あります。
詳細は以下をご覧ください。
自動で取り込みができ、表示は下の画像のように日本円の現在価格での表示なので、日本円に換算して取引所にいくら分のコインがあるのかが把握できます。
登録には、無料会員とプレミアム会員があります。
無料会員は、連携できる機関が4件までで、閲覧できるのが過去1年分のデータになっています。プレミアム会員は、月額500円(年額5,300円)で、無料会員のような制限はありません。
まずは無料で使ってみて、使いやすいと思ったらプレミアム会員に登録してみるとよいでしょう。
仮想通貨はほとんど日本の取引所しか利用しないよという方や、仮想通貨だけでなくほかの資産と一緒に現在のポートフォリオを見られるようにしたいという方は、マネーフォワードの利用も検討してみてくださいね。
クリプタクト
クリプタクトは、株式会社Pafinが運営する税金の計算が簡単にできる日本のサービスで、ポートフォリオの管理も行うことができます。
無料で使えるサービスで挙げたkoinlyも似たようなサイトですが、クリプタクトは日本の会社なので、日本の税制にしっかり対応しており、操作も分かりやすいです。
クリプタクトは、API連携で取引所の取引履歴データを取り込むことで、過去のトランザクションから税金計算とポートフォリオを自動で作成してくれます。
ポートフォリオは取引所ごと、通貨ごとなど、いろいろな項目で見ることができます。
料金は、無料プラン、お試しプラン、ライトプラン、スタンダードプラン、アドバンスプラン、プレミアムプラン、億り人プランの7種類あります。
無料プランは年間取引件数が50件までなので、取引が少ない人以外はお試しプラン年間8,800円~が最低価格になるかと思います。
料金の詳細は以下をご覧ください。
料金プラン | 仮想通貨の損益計算・確定申告ツールならクリプタクト
ポートフォリオの管理だけなら無料のサービスで十分かもしれませんが、仮想通貨は税金の計算が複雑なため、確定申告の際には、このようなサービスを利用することになるかと思います。
税金の計算とポートフォリオ管理を一緒にしたい方は、クリプタクトの利用がおすすめです。
まとめ
今回は、ポートフォリオの管理におすすめのサービスを紹介してきました。
改めて、サービスごとにどのような方におすすめかをまとめました。
コインマーケットキャップ、コインゲッコ
⇒手動でOKなので保有コインの管理をしたい方
koinly
⇒過去の取引履歴を一気に取り込みたい、海外取引所やウォレットの利用が多い方
Portfolio dApp
⇒メタマスク内の資産を把握したい方
マネーフォワードME
⇒家計簿と一緒に仮想通貨を管理したい方、国内取引所の利用が多い方
クリプタクト
⇒税金と一緒にポートフォリオを管理したい方
ぜひ自分に合ったサ-ビスを見つけて、また、上手に使い分けをして、ポートフォリオを作成してみてくださいね。
仮想通貨のレンディングとは?メリットデメリット【おすすめ取引所4選を比較】
暗号資産(仮想通貨)の稼ぎ方のひとつに、レンディングという方法があります。
この記事では、そんなレンディングとは一体どのようなものか、メリットやデメリットと、オススメの取引所を紹介していきたいと思います。
・メリットとデメリット
・自分に合った取引所
レンディングとは?
レンディングとは、暗号資産取引所が設けているサービスのひとつです。Lending=貸す・融資を意味します。
暗号資産取引所に自分が持っている暗号資産を貸し出して、貸し出した期間分の利子(お礼のようなもの)を受け取ることができます。
貸し出している間は売却や出金など、資金を動かすことはできません。そのため、基本的に預ける期間が長いほど、利率が高くなっていきます。
レンディングは暗号資産を貸したい人と借りたい人がいて、それを取引所が仲介することで成り立っているんだ。
レンディングのメリットは?
レンディングのメリットはどのようなものがあるでしょうか?2つ紹介していきたいと思います。
メリットその1 初心者でも始めやすく、手間がかからない。
レンディングは、レンディングサービスを行っている暗号資産取引所の口座を開設すれば、あとは特別な手続き等はなく簡単に始めることができます。
また、自分で売買のタイミングをはかるトレードなどと違って、預けたあとは貸出期間が終了するまで放置でOKのため、手間をかけずに行うことができます。
メリットその2 銀行よりも高い利子が受け取れる。
現在、日本の銀行に預けていても、普通預金で年率0.001%ほどしか利子を受け取れません。預けている額にもよりますが、年間数十円などもザラです。
対して、暗号資産取引所にビットコインなどの暗号資産を預けると、年率1%以上、多いもので5%以上など、銀行よりも多くの利子を受け取ることができます。
そういったことから、レンディングサービスは、暗号資産、お金の増やし方のひとつとして注目されています。
買ったまま放置しておくよりお得だね!次のデメリットもあわせて確認しておこう。
レンディングのデメリットは?
続いて、レンディングのデメリットを紹介していきたいと思います。
デメリットその1 利率が高いものはなかなか承認されない。
レンディングは、初めに自分で預ける暗号資産と期間を選択しますが、基本的に長期間預けるほど利率が高くなります。
暗号資産を購入する人は長期的な値上がりを見込んで購入する人も少なくありません。
そのため、高利率でのレンディングに人気があり、高い利率のものはいつも枠が埋まっていて預けることができなかったり、応募がいっぱいで取引所から承認されないということもあります。
これについては、利率は低くなってしまいますが、短い期間のほうが比較的空きが出やすく預けやすい傾向があるので、短期間のものを検討してみるのもよいでしょう。
デメリットその2 取引所が破綻したら資金が返ってこないかもしれない。
これは会社の株なども同じことが言えますが、運営会社や取引所が破綻した場合、預けていた資金は返ってこない可能性があります。
めったに起きることではありませんが、預ける前に、しっかり信頼できる会社かどうかを調べてから行うようにしましょう。
【おすすめ4選】レンディングサービスのある取引所は?
ここからは、レンディングのおすすめ取引所4つを紹介していきたいと思います。
国内でレンディングサービスを行っている暗号資産取引所は多くあります。
その中でも、以下の4つの取引所と、どのような人にオススメかまとめてみました。
4つの中では最も少額(1万円~)から預けられ、短期間の貸出も選べる。初心者の方やまずはレンディングを試してみたいという人にオススメ。
②GMOコイン
貸出数量が0.1BTC(約20万円分~)のため、初心者や資金の少ない人にはハードルが高め。まとまった数量を預けたい人にオススメ。
③bitbank
貸出期間は1年間のみのため、長期で動かす予定のない資金を預けたい方にオススメ。募集は毎月安定してあるため、すぐに預けやすい。
④LINE BITMAX
基本年率3%なので一番稼ぎやすい。独自コインのLINKを預けると年率8%も。ただ、人気のためすぐ募集が締め切られてしまうことが多い。
どちらも大手の取引所なので、破綻等のリスクは少ないと言えるでしょう。
どの取引所もビットコインやイーサリアムをはじめ、取引所内で取り扱っているコインは全てレンディングができます。
また、レンディングにかかる手数料は基本無料です。
詳細をそれぞれ以下にまとめていますので、気になるところをチェックしてみてくださいね。
Coincheck(コインチェック)
貸出金額(数量) | 1万円分~ |
貸出期間と年率 | 14日間 年率 1.0% 30日間 年率 2.0% 90日間 年率 3.0% 180日間 年率 4.0% 365日間 年率 5.0% |
特徴 | ・常に募集あり。 ・BTC、ETHなどの主要コインは、年率3%以上は受け付けていないことが多い。 ・コインチェックで取り扱いのあるコイン(約20種類)全て対象。 |
GMOコイン
GMOコイン | |
貸出金額(数量) | 0.1BTC(約20万円分)~ |
貸出期間と年率 | 1か月 年率 1% 3か月 年率 3% |
特徴 | ・不定期で募集あり。ビットコインなどの主要コインは募集頻度が少ない。 ・https://coin.z.com/jp/news/に募集情報あり。 ・ベーシックプランとプレミアムプランがある。プレミアムプランは年率15%以上も。ただし貸出数量は0.5BTC~と条件が厳しい。 ・GMOコインで取り扱いのあるコイン(約20銘柄)全て対象。 |
bitbank(ビットバンク)
貸出金額(数量) |
コインごとに異なる。以下は代表例。 (どちらも約2万円分~) |
貸出期間と年率 | 1年間 年率1~3% ※預ける量により変わる。 BTCは、現在年率1%のみ。 ETHは、30ETH未満は年率1%。 30ETH以上-50ETH以下は年率2%。 年率3%はなし。 |
特徴 | ・毎月募集あり。 ・登録時のメールに毎月募集概要が送られるので要チェック。 ・Bitbankで取り扱いのあるコイン(約20銘柄)全て対象。 |
LINE BITMAX
貸出金額(数量) | 0.01BTC(約2万円分)~ |
貸出期間と年率 | 基本30日間 年率3% LINKのみ↓ 30日間 年率8% 60日間 年率10%(受付停止中) 90日間 年率12%(受付停止中) |
特徴 | ・毎日9時に募集開始される。 ・LINEの独自コインLINKは年率が高い。 ・LINE BITMAXで取り扱いのあるコイン(6銘柄)全て対象。 |
利益の計算方法は?
レンディングの利益の計算は、年率と預け期間によって変わってきます。
例:1万円分を年率2%で30日間預けた場合の計算方法。
年率というのは1年間預けた場合、預けた額の2%分増えますよという意味になります。
なので、まず1万円の2%=200円。
これを365で割り、1日分の利益を計算します。200/365=0.548円(四捨五入)
1日分の利益に預けた期間30日を掛けます。0.548×30=16.44円
16.44円がこの場合の利益となります。
この計算だと1回の利益は少なく感じますが、もう少し年率の高いものや貸出額を多くすれば、その分利益を増やすことができます。
使う予定のない暗号資産でコツコツ増やしていこう♪
まとめ
今回は、暗号資産の稼ぎ方のひとつであるレンディングについてお伝えしてきました。
これから暗号資産を購入しようと考えている方、購入したものの使っていないコインがある方は、ぜひレンディングを上手に活用してみてくださいね。
Coincheck(コインチェック)つみたてとは?メリットデメリットと始め方を解説
この記事では、国内の暗号資産取引所Coincheck(コインチェック)のサービスのひとつである「Coincheckつみたて」について解説しています。
どのようなサービスなのか、メリット・デメリットと始め方まで詳しく解説していきますので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
「Coincheckつみたて」の概要
「Coincheckつみたて」とは?
「Coincheckつみたて」とは、毎月(毎日)、一定額の暗号資産を自動で購入し、積み立ててくれるサービスのことです。
初めに引き落としに使う銀行口座と積み立てたい暗号資産の種類の選択を行うだけで、簡単に始めることができます。
積み立てのプランは、以下の2つがあります。
・毎日つみたてプラン:設定した金額分の暗号資産を日割りして毎日購入する。
積立金額は1万円~設定が可能で、以降は1,000円単位で細かく設定できます。口座振替手数料、購入にかかる手数料は無料です。
※ただし、購入には、実質手数料と言える販売所のスプレッドがかかります。詳しくは、デメリットの項目で解説しています。
そもそも積み立てって何がいいの?
仮想通貨は価格の動きが大きいと言われています。
例えば、一度に貯金全部を投資してしまうと、そのあと値上がりすればラッキーではあるけれど、反対に値下がりして大きな損失を出してしまう可能性もあります。これではギャンブルになってしまいますね。
そのようなリスクを減らして、仮想通貨への投資を少しでも安定的なものにするために、毎月(毎日)に分けて、積み立てていくことが大切になってきます。時間をずらして、長期的に、いろいろな価格帯で購入することで、購入価格を平均化し、一度に高い価格で買ってしまうリスクを抑えることができます。
そのほうが精神的にも楽で、価格の上がり下がりをいちいち気にしなくて済みます。
当然、相場の状況によって、価格が下がって損失になることもありますが、そのときは逆にたくさん買えるチャンスでもあるのです。
このような積み立ての方法を、投資用語で「ドルコスト平均法」と言ったりもします。
「Coincheckつみたて」のメリットは?
「Coincheckつみたて」のメリットは、長期で安定的に運用するための積み立てを自動で行ってくれる点です。
自分で毎月(毎日)購入するとなると、いちいち取引所にログインするのが面倒だったり、うっかり購入するのを忘れたりして、それっきりなんてことになりかねません。
ですが、Coincheckつみたては、一度設定すれば、あとは解除するまで自動で積み立てを続けてくれるので、余計な手間がかかりません。その点は大きなメリットと言えます。
また、積み立てサービスはほかの取引所にもいくつかありますが、その中でも、コインチェックは、取り扱う暗号資産が17種類と豊富なこともメリットのひとつです。
「Coincheckつみたて」のデメリットは?
「Coincheckつみたて」のデメリットは、毎月(毎日)の積み立ての購入は、コインチェックの販売所を通して行われるという点です。
コインチェックで暗号資産を購入するには、販売所で購入する方法と取引所で購入する2つの方法があります。
販売所での購入手数料は無料ですが、購入価格に実質手数料と言えるスプレッドというものが含まれています。そのため、実際の価格よりも高い値段で購入することになってしまいます。
※スプレッドの幅は、そのときの相場の状況により異なります。
自動で購入を行ってくれるのは良い点ですが、実質手数料となるスプレッドがかかるという点は覚えておきましょう。
販売所と取引所の違い、スプレッドについては以下の記事で解説しています。
cryptofirststep.hatenablog.com
「Coincheckつみたて」の始め方
「Coincheckつみたて」設定の流れ
それでは、ここからは、「Coincheckつみたて」を始めてみたい方に向けて、設定のやり方を詳しく解説していきます。
①コインチェックにログインし、「Coincheckつみたて」をクリックします。
②【口座の設定をする】をクリックします。
③引き落としに使いたい金融機関の種類を選択します。
④銀行名を選択します。今回は三菱UFJ銀行を例に説明していきます。
⑤口座情報を入力して、【次へ進む】をクリックします。
⑥確認画面が表示されますので、OKでしたら【金融機関へ】をクリックします。
⑦設定した金融機関のサイトへ移動しますので、ログインし、口座振替サービスを申し込みます。
⑧設定が完了すると、Coincheckのログイン画面が表示されるので、再度ログインします。
⑨続いて、プランの選択をします。「毎日つみたてプラン」か「月イチつみたてプラン」のどちらかを選択します。
※複数の選択はできません。どちらか一方となります。
⑩次に、積み立てを行いたい通貨にチェックを入れます。複数通貨を設定することも可能です。
⑪毎月積み立てる額を入力し、【積み立てを申請する】をクリックします。
最低設定額は1万円~です。
毎日つみたての場合は、1万円を日割りで積み立てていくことになります。(1日約300円)
⑫これで設定は完了です。ポートフォリオに、次回の積立日などが表示されます。
口座からの引き落としと購入日はいつになるの?
口座からの引き落としは、毎月27日、購入日は 毎月7日(毎日つみたての場合は、7日から毎日購入)されます。
※土日祝に当たる場合は、次の営業日になります。詳しいスケジュールは、公式サイトをご覧ください。
設定を変更したい場合は?
「Coincheckつみたて」画面の「プラン・金額の変更」から設定変更や追加をすることができます。
積み立てをやめたい場合は?
「Coincheckつみたて」画面の【つみたてを停止する】をクリックします。ポップアップが出たら【OK】をクリックして、積み立てを停止できます。
※その月の申込/変更期間を過ぎてしまうと、翌月分の停止が間に合わないことがあります。詳しくは公式サイトのスケジュールをご覧ください。
まとめ
今回は、「Coincheckつみたて」の概要やメリット・デメリット、実際の始め方を解説してきました。
初心者や忙しい方でも、一度簡単な設定を行えば、手間なく続けることができます。長期投資の第一歩として、コインチェックの積み立てサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
コツコツ長期での積み立てが大事だね!
Coincheck(コインチェック)の販売所と取引所でのビットコインの買い方売り方
この記事では、暗号資産取引所Coincheck(コインチェック)でのビットコインをはじめとする仮想通貨の買い方・売り方を解説しています。
コインチェックで売買を行うには、「販売所」で売買する方法と「取引所」で売買する方法の2種類があります。
取引所と販売所の違いも含め、初心者にも分かりやすく解説していきますので、この記事を参考に、ビットコインなどの購入や売却を行ってみてくださいね。
コインチェックの口座をまだお持ち出ない方は、口座開設の方法を以下の記事でまとめていますので、開設手順など参考にしてみてください。
cryptofirststep.hatenablog.com
口座開設は済んでいて入金がまだの方は、以下の記事で入金の方法をまとめています。
cryptofirststep.hatenablog.com
ビットコインの買い方・売り方
売買方法は2種類「販売所」「取引所」の違いは?
まず、コインチェックでの仮想通貨の買い方・売り方は、以下の2通りあります。
販売所で売買:
・コインチェックと購入・売却のやりとりをする方法。
・操作が分かりやすく初心者向き。
・最低500円から購入可能。
・手数料は基本無料だが、購入(売却)額には、代わりに「スプレッド」と呼ばれる実質手数料のようなものが含まれる。
取引所で売買:
・コインチェックのユーザー同士で売買のやりとりをする方法。
・0.005BTCかつ500円(相当)以上から注文可能。
・手数料は無料。
どちらでの売買がオススメ?
初心者の方には、500円の少額から購入できて、操作もシンプルな販売所での購入をまずはオススメします。
ただ、デメリットとして、実質手数料と言える「スプレッド」がかかってしまう点があります。
スプレッドって具体的にどういうものなの?
下の画像を2つを見比べてみてください。これはある時の1BTC(ビットコイン)の日本円に対する取引所と販売所のレート(比率)です。
取引所のレートが、2,652,841円なのに対し、販売所は、購入レートで2,732,539円、売却レートで2,571,884円となっています。
※取引所のレートは、実際のビットコインの価格に近いものです。
つまり、取引所のレートと販売所のレートで8万円近くの開きがあります。これがスプレッドといわれるものです。スプレッドは、コインチェックの運営のための費用として設定されています。
スプレッドの額や、自分が購入を考えている金額を考えて、どちらの方法がいいか選択してみてね。
続いて、販売所と取引所、それぞれの売買の流れを紹介していきます。
販売所での買い方
それでは、まずは、販売所での買い方をお伝えします。
①ログイン後、「ウォレット」の中の「販売所(購入)」をクリックします。
②販売所で購入できる通貨が一覧で表示されますので、購入したい通貨を選択します。ここでは、ビットコインを例に説明します。
③「数量」の欄に、購入したい金額分のビットコインの量を入力します。
※最初は、口座に入っている日本円全額分の数量になっているので、500円なら500円分のビットコインの量になるように手入力で調整します。
日本円に対するビットコインの数量は、下記のサイトで簡単に計算できます。
④入力できたら【購入する】をクリックします。
⑤ポップアップが表示されたら、【OK】をクリックします。
⑥これで購入完了です。
ちなみに…
ビットコインは日本円でしか購入できませんが、そのほかのイーサリアム等の通貨は、日本円とビットコイン、どちらでも購入することができます。
販売所での売り方
続いて、販売所で持っているコインを売却する方法をお伝えします。
①ログイン後、「ウォレット」の中の「販売所(売却)」をクリックします。
②販売所で取り扱いのある通貨が一覧で表示されますので、売却したい通貨を選択します。ここでは、私が持っていたモナコインを例に説明します。
③「数量」の欄に、売却したい分のコインの量を入力します。
※最初は、口座に入っているコイン全部の数量になっているので、例えば500円分なら500円分のコインの量になるように手入力で調整します。
④交換先の通貨を「JPY」か「BTC」から選択します。
※日本円だけでなく、BTCにも換えることができます。
⑤【売却する】をクリックします。
⑥ポップアップが表示されたら、【OK】をクリックします。
⑦これで売却完了です。
取引所での買い方
続いて、取引所での購入方法をお伝えします。
ログイン後のトップ画面が取引所の操作画面になります。
①購入したい通貨を選択します。ここでは、ビットコインを例に解説していきます。
②「レート」の欄に、いくらで購入したいかのレートを入力します。
右側の「買い板/売り板」の数字の部分をクリックすると、レートの欄に反映されます。
ビットコインを売買したい人たちが、どのくらいのレートで、どのくらいの数量を、買い(売り)注文しているか、を表したものです。
売りと買いで赤と緑の色が分かれていると思いますが、その中央付近が現在のビットコイン価格に近いレートです。
あまり現在のレートと離れてしまうと、売買に時間がかかってしまう可能性があります。
③「注文量」の欄に、ビットコインの数量を入力します。
※最低注文数量は、0.005BTCです。
入力すると、「概算」の欄に数量に対する日本円が表示されますの、こちらを参考にして量を調整するとよいでしょう。
④入力が終わったら、【買い】になっていることを確認して、【注文する】をクリックします。
⑤これで注文が通りますので、あとは売買が成立するのを待ちましょう。
取引所での売り方
続いて、取引所での売却方法をお伝えします。流れは、先ほどの買い方と同じですので細かい手順は省略します。
今度は【売り】を選択します。※画面が赤く変わります。
「レート」と「注文量」を入力し、【注文する】をクリックします。
これで注文が通りますので、あとは売買が成立するのを待ちます。
まとめ
今回は、販売所、取引所、それぞれにおける買い方・売り方、またその特徴を紹介してきました。
仮想通貨の売買の参考になりましたら幸いです。
仮想通貨をコツコツ稼ぐ方法【初心者におすすめの5選】
仮想通貨の初心者なのだけど、ゆっくりでもいいから、コツコツ稼ぐ方法はないの?
この記事は、そのように考える仮想通貨初心者の方に向けて、簡単で始めやすい、仮想通貨をコツコツと稼ぐ方法を5つ紹介しています。
仮想通貨は、ただ購入するだけでなく、いろいろな方法で増やしていくことができます。
ぜひ、5つの方法を知って、できそうなことから1つでもいいので、チャレンジしてみてくださいね。
まだ暗号資産取引所の口座をお持ちでない方は、口座を開設して、日本円を入金するところから始めましょう。
おすすめの取引所は、Coincheck(コインチェック)です。口座開設方法は下記の記事をご覧ください。
cryptofirststep.hatenablog.com
それでは、さっそく見ていきましょう!
仮想通貨を稼ぐ方法5選【コツコツ稼ぐ】
積み立て投資で稼ぐ
まず1つ目は、積み立て投資という方法です。
積み立て投資というのは、毎月(毎日)一定額ずつ仮想通貨を購入して、コツコツと仮想通貨を増やしていく方法です。
これは、仮想通貨の長期的な値上がりを見込んで投資する方法となります。
一度にドカッと購入するのではなく、積み立てをする理由は、仮想通貨が値上がり相場のときに購入して、損失を被るリスクを減らすためです。
時期をずらして購入していくことで、リスク分散につながります。
買い方としては、「毎月1日にビットコインを1万円分購入する」と決めたら、今ビットコインがいくらかということは気にせず、毎月必ず購入していきます。
取引所によっては、自動で毎月積み立てを行ってくれるサービスがあるので、そういったものを活用してみるのもよいでしょう。
レンディングで稼ぐ
2つ目は、レンディングという方法です。
レンディングは「貸暗号資産」とも言い、暗号資産取引所のサービスのひとつです。持っている仮想通貨を預けて、預けた期間分の手数料をもらうことができます。
預けている間に仮想通貨自体の価格が下落する可能性はありますが、長期で売る予定のない仮想通貨があれば、ただ持っているだけよりもお得に増やすことができます。
中には年率5%で増えるものもあり、銀行に日本円を預けておくよりも、はるかに高い利率です。(国内の普通預金で年率0.001%など…)
応募がいっぱいの場合、すぐに預けられない場合もありますが、仮想通貨を購入した後は、ぜひレンディングをすることも検討してみてください。
国内の取引所では、コインチェックがレンディングのサービスを展開しています。
自動売買で稼ぐ
3つ目は、自動売買をする方法です。自動売買とは、その名のとおり、仮想通貨を自動で売買して稼ぐ方法です。
通常、売買(トレード)をするとなると、チャート画面に張り付いて、手動で操作をしなければなりません。初心者や日々忙しい人には、なかなか難しい方法ですよね。
それに対して自動売買は、最初に簡単な設定をすれば、あとはその設定に沿って機械が自動で売買を行ってくれるので、時間や手間がかかりません。
国内の取引所では、Zaif(ザイフ)の「自動売買おてがるトレード」というサービスがあります。詳しくは、以下の記事で紹介しています。
cryptofirststep.hatenablog.com
ポイントサイトで稼ぐ
4つ目は、ポイントサイトで稼ぐ方法です。もっと気軽に仮想通貨に触れてみたいという方は、仮想通貨を貯められるポイントサイトというのもあります。
「ビッコレ」というサイトは、アプリのインストールや口座開設等の条件をクリアすることで、ビットコインを稼ぐことができます。
ポイントサイトを使ったことがある方は、稼ぎ方をイメージしやすいかと思います。
ほかのポイントサイトと違うのは、やはりビットコインを貯められるという点。
将来的にビットコインが値上がりしたら、「貯めておいた良かった」と思うはず。貯めたビットコインを別の方法で投資するというのもよいでしょう。
お金を使わずに始められるのがうれしいね!
Move to Earnで稼ぐ
最後5つ目は、Move to Earnで稼ぐ方法です。
歩いたり動いたりすることで、仮想通貨(コイン)を稼ぐこと。
やり方としては、スマートフォンに専用のアプリを入れて、歩数や移動距離に応じて、ポイントのような形で、そのサービス独自のコインを貯めていきます。
将来的に、そのコインが取引所に上場して売買ができるようになれば、コインを日本円に換えることも可能です。
本当にコツコツ増やすという感じですが、何より歩くだけなので、日常に簡単に取り入れられるのがうれしいですよね。
Move to Earnでおすすめなのは、「Sweat Coin(スウェットコイン)」というアプリです。こちらは無料で利用が可能です。
独自の「SWEAT」というコインを貯めることができます。この通貨は、2022年9月に海外の取引所に上場し、売買ができるようになっています。
アプリを「App Store」や「Google Play」からインストールして、簡単に始められますので、ぜひ一度試してみてくださいね。
まとめ
今回は、初心者が仮想通貨をコツコツと稼ぐ方法5つを紹介しました。
まだまだ、仮想通貨にはいろいろな稼ぎ方がありますが、今回ご紹介したものは簡単で始めやすいものばかりです。
何から始めていいか分からなかった方は、この記事をきっかけに、何か1つでもチャレンジしていただけたらうれしいです。
できることからコツコツと。一緒にがんばろうね!
Zaif(ザイフ)の自動売買おてがるトレードとは?メリットやデメリットと始め方を解説
国内暗号資産取引所Zaif(ザイフ)は、株式会社カイカエクスチェンジが運営する、国内の暗号資産取引所のひとつです。
そんなZaifが、2022年6月に「自動売買おてがるトレード」というサービスを開始しました。
この記事では、Zaifの「自動売買おてがるトレード」とはどんなサービスなのか、メリットやデメリット、始め方について詳しくお伝えしていきます。
まずは、おてがるトレードの特徴から確認していこう!
Zaif(ザイフ)の自動売買おてがるトレードとは?
自動売買おてがるトレードの特徴
Zaifの「自動売買おてがるトレード」とは、価格が下がったら買い、上がったら売るというのを、自動で繰り返し行ってくれるサービスです。
最初に簡単な設定を行えば、そのあとは、設定を解除するまで自動で売買が繰り返されます。最低500円から始められ、売買にかかる手数料は無料です。
ビットコイン、イーサリアムなどの約15種類を取り扱っており、BTC/JPYやETH/JPYをはじめ、30通りほどの暗号資産ペアの中から選ぶことができます。
自動売買おてがるトレードのメリット・デメリットは?
続いて、「自動売買おてがるトレード」のメリットとデメリットをお伝えします。
メリット1 チャートに張り付く必要がない
自分でトレードを行う場合、通常はチャートに張り付いて、画面とにらめっこしなければなりません。
それに対して、自動売買おてがるトレードは、最初に簡単な設定を行えば、あとは放置していても自動で取引を行ってくれます。
時々、利益の確認をしたり、設定の見直しが必要ないか確認したりする必要はありますが、初心者や忙しい人でも気軽に始めることができます。
メリット2 少額から始められる
最低500円から始められるので、資金の少ない方や、まずはお試しでやってみようという方も気軽に始めることができます。
また、ビットコインの入金からも売買をスタートすることができ、すでに暗号資産の取引をしたことがある人にとっては、選択肢が多いところもメリットです。
※ビットコインの場合は、最低0.00000001BTCから始められます。
メリット3 手数料が無料
Zaifの自動売買おてがるトレードは、手数料が基本的に無料です。
※価格が大きく変動した場合、手数料がかかることがあります。
売買を繰り返して利益を上げていく仕組みなので、手数料は特に気になるところですが、無料というのはうれしい点ですね。
デメリット1 設定によっては、なかなか売買が成立しないことがある
自動売買おてがるトレードでは、まず、「どのくらい上がったら買う・どのくらい下がったら売る」というのを設定するのですが、この設定値を大きくしすぎると、あまり価格の動きがない相場の場合、なかなか売買が行われない可能性があります。
設定値が大きいと、一度で大きく利益を得られる反面、売買がなかなか成立しないというデメリットがあります。逆に、設定値を小さくすると、コツコツと細かい売買を繰り返していくイメージになります。
デメリット2 想定しない損失が起こる場合がある
基本的には、利益を積み上げていけるような仕組みにはなっていますが、あくまでも投資ですので、想定できない損失が起こる可能性もあります。
例えば、一度、価格が設定値まで下がって買い注文が発生した後、さらに価格が下がってしまった場合、売り注文に至らず、価格が再び上がってくるまでは損失の状態となります。
自動売買おてがるトレードは、損切りの仕組みはないので、長期的に見て価格が上がると見込んでじっくりと待つか、やめたい場合は、手動で損切りすることになります。
投資は自己責任ということを理解したうえで、まずは、自分にとって無理のない金額から始めてみましょう!
どのようにして利益が生まれるの?
では、具体的にどのような仕組みで利益が生まれるのか、説明したいと思います。
少し難しい部分もありますので、今すぐ始め方を知りたいという方は、読み飛ばしていただいてかまいません。
この自動売買おてがるトレードでは、まず、基準価格に対して「何%下がったら買い注文を出す」、買い注文が通った価格から「何%上がったら売り注文(利益確定)を出す」というのを、ユーザーが設定します。
※基準価格というのは、暗号資産ごとの基準となる価格のことです。24時間ごとに更新されます。
例えば、「1%の下落で買い注文・2%の上昇で売り注文」と設定したとします。
10,000円が現在の基準価格だとしたら、そこから1%下落した9,900円で買い注文が発生します。
その後、購入価格の9,900円から2%(10,098円)上昇したとき、利益確定である売り注文がなされます。
この場合、10,098円-9,900円の差額である198円が利益となります。
このような取引を毎日コツコツ繰り返して、利益を生み出すことができます。
自動売買おてがるトレードの始め方は?
自動売買おてがるトレードを始めるには、Zaifの口座開設が必要です。
口座開設の方法は、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
cryptofirststep.hatenablog.com
口座開設が済んでいる方は、次に進んでください。
利用規約に同意する
おてがるトレードを始めるには、初めに、規約に同意する必要があります。
下記がその手順になります。
ログイン後、「アカウント」をクリックします。
「登録情報/本人確認」をクリックします。
下記の画面が出ますので、「自動売買」をクリックします。
次に、「自動売買おてがるトレード及び自動売買ランキングトレードについて」の青文字をクリックして、規約を一読します。
チェックボックにチェックを入れ、「自動売買おてがるトレード及び自動売買ランキングトレードを開始する」をクリックします。
以上で完了です。
日本円の入金
続いて、日本円を入金しましょう。
自動売買おてがるトレードは、500円から売買が可能です。
入金の方法は、以下の記事で解説しています。
cryptofirststep.hatenablog.com
自動売買おてがるトレードの設定
入金が済んだら、自動売買の設定を行っていきます。
ログイン後、右上の「サービス」をクリックします。
そうすると「自動売買(ランキングトレード)」と「自動売買(おてがるトレード)」の2つがあるかと思います。
どちらも同じものですが、設定する項目に違いがあります。
おてがるトレード:①暗号資産ペア、②基準価格から何%下がったら購入するか、③購入価格から何%上がったら売却するか、④購入金額の4つを自分自身で設定する。
ランキングトレード:上記のおてがるトレードで人気の設定が5つ表示されており、その中から選択するだけで設定が完了する。
自分で設定したい値が決まっている場合は、おてがるトレードを、どんな設定にしたらいいか迷ってしまう方は、ランキングトレードから選択してみるとよいでしょう。
どちらも複数個の設定が可能なので、まずは1つ設定してみて、慣れたら別のペアでも設定してみるなども可能です。
それでは簡単に、おてがるトレードとランキングトレード、それぞれの画面の見方を解説します。
自動売買(おてがるトレード)
自動売買(おてがるトレード)の設定方法を解説します。
設定画面は下記のようになっています。
赤で囲んだ4つを設定していきます。
①暗号資産ペア BTC/JPY、ETH/JPYなど約30種類の中から選択します。
②買い設定値 -0.1%~-20%の中から選択します。
③売り設定値 +0.1%~+20%の中から選択します。
④購入金額 500円から1円単位で設定可能です。
最後の「設定メモ」は入力しなくても大丈夫です。
複数の暗号資産ペアで設定をするときに区別するためや、設定した目的など、お好きに入力してください。
入力が完了したら【設定する】をクリックします。
これで自動売買(おてがるトレード)の設定は完了です。
自動売買(ランキングトレード)
自動売買(ランキングトレード)の設定方法を解説します。
設定画面は下記のようになっています。
左側にその週の人気の設定のランキングが5位まで出ていますので、どれか1つを選んで「選択」を押します。そうすると、右側に自動で「暗号資産ペア」と「売買設定」が表示されます。
「購入金額」の欄に設定したい金額を入力します。※5,000円単位であれば、その下のボタンからも選択可能です。
「設定メモ」は、入力しなくても問題ありません。
入力が済んだら【購入設定する】をクリックします。
これで自動売買(ランキングトレード)の設定は完了です。
設定後の画面
今回、私は、ランキングトレード1位のBTC/JPYで、5,000円分を設定してみました。
設定が完了すると、画面下の「設定一覧」に暗号資産ペアや設定値などの概要が表示されます。
※おてがるトレードのほうでも、同様に表示されます。
※設定削除の方法
もし間違えて設定してしまった場合や設定を見直したい場合、一度設定したものは変更ができないため、今の設定を削除して、新しく設定し直す必要があります。
それでは、削除する手順をお伝えします。
削除するには、まず今の売買を一時停止する必要があります。設定一覧(上記の画像)の赤枠で囲んだ3点マークをクリックします。
そうすると、下記のように「設定詳細」が表示されますので、一番下にある【今の状態で止める】クリックします。
次の画面も【今の状態で止める】をクリックします。これで売買が一時停止されます。
※もし、すでに買い注文が通っている状態であれば、取引はキャンセルとならず、日本円ではなく購入した分の暗号資産が手元に残ることになります。
続いて、設定を削除していきます。再び、先ほどの3点マークをクリックします。
そうすると、「設定キャンセル」の画面が表示されますので、【設定削除】を押します。
再び【設定削除】を押します。
これで設定は削除され、設定一覧の欄からも表示が消えます。
新たに設定し直す場合は、さきに述べた設定方法を参照して、設定をしてみてください。
設定が済んだら、ほかにやることはありませんので、設定した値に到達するまで気長に待つのみです。売買が行われると口座開設時に登録したメールアドレスにメールが届きます。
利益が出るのが楽しみだな♪
まとめ
この記事では、暗号資産取引所Zaif(ザイフ)のサービスのひとつである「自動売買おてがるトレード」について紹介しました。
初心者でも始めやすい工夫がたくさんなされていますので、まずは少額からでもいいので、無理のない範囲でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。